
霧島フィールドの渕之上稔事務長、和田摩夫さんからの報告です。「大小合わせて30株ほど。天の川遊歩道のゲートから、およそ50m進んだ日当たりのよいススキの根元に、赤紫のきれいな花をつけて咲いていました」「高さは10〜20cm、花は2.5cm程もありました」
これまでの植生調査でも確認されていなかったもの。うれしい発見となりました。
ススキとナンバンギセル
- ハマウツボ科ナンバンギセル属
- ナンバンギセル Aeginetia indica 花期 8月〜9月
- 一年生の寄生植物で、ススキ、ミョウガ、サトウキビなどの根に寄生する。
和名は、南蛮煙管 で、花の形からきている。
- 万葉集に「道の辺の 尾花がもとの 思い草 今さらになど ものか思わん」とうたわれている「思い草」はナンバンギセルのこととされている。
ススキとの関係を知っていた万葉人の観察力に学びたいものです。
(2003.9.10 渕之上稔事務長 撮影)
