創価学園が第6回国内サマーセミナー

豊かな大自然が私たちの“教室”


別海(北海道)・霧ケ峰(長野)・霧島(鹿児島)・八重山(沖縄)

湿原等の植生調査、野鳥観察


<聖教新聞 1993年7月25日> より引用 (写真を含む)


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 貴重な“生命の宝庫”で、自然と人間の「共生」を学ぶ感動の体験−−。
 創価学園の第6回国内サマーセミナーが、別海(北海道)、霧島(鹿児島)、八重山(沖縄)の各フィールドで、東京・関西の中学・高校生が参加し、21日から5日間の日程で行われている。
 また霧ケ峰フィールド(長野)では、22日から24日まで、関西校・中学生のサマーセミナーを実施。 専門家の説明を受けながら貴重な湿原の自然を観察したほか、信州豊南女子短期大学の森本健一教授の講演などがあった。




別海

別海
日本一の砂嘴・野付半島へ。広大な自然のなかで、バードウォッチングを
 21日、女満別空港に安着しフィールドへ向かう生徒たちを、キタキツネ、エゾシカが歓迎。
 2日目は、日本一の砂嘴(さし)・野付(のつけ)半島へ。 ハマナス、エゾカンゾウの咲き乱れる野を散策し、多くの草花・野鳥を観察。 国の天然記念物・標津(しべつ)湿原があるポー川史跡自然公園では、湿原に特有の草木などを学んだ。 また3日目には、別海町内の酪農家で牧場作業を実地体験。
 広大なフィールドで自然観察を行ったのは4日目。 史跡見学の後、「野鳥」「植物」「菌類」の3班に分かれて踏査した。
 連日、早朝の探鳥会も。 夜には「道東の自然」「道東のキノコ」「道東の動植物」をテーマに、地元専門家4氏の講座も開かれた。


霧島

 フィールドを訪れた生徒たちは、25もの火山からなる霧島山(総称)の雄大な景観に感動の面持ち。
 バードウオッチング、植物の生態の調査、動物が残す足跡や食べ跡等の“フィールド・サイン”の観察を行った。
 またスライドや写真、標本などを通して「霧島の自然」「霧島の野鳥」「霧島の植物」「霧島の地質」を学んだほか、火山の生成や特徴、そこに生息する動植物、四季の美しさなど幅広く勉強。 早朝に探鳥会、夜は天体観測も行い、思い出に残るセミナーとなった。


八重山

八重山
石垣島・米原のヤエヤマヤシ群落で、植生の分布を学んだり、野鳥や昆虫を観察する
 南国の太陽が照りつける八重山フィールドでは、沖縄大学の大嶺哲雄教授、日本野鳥の会・八重山支部の島袋憲一事務局長の案内で活発に研修を繰り広げた。
 22日には、国の天然記念物に指定されるヤエヤマヤシの最大の自生地、石垣島・米原(よねはら)の群落へ。 森林内の植生分布を学び、珍しい昆虫を観察した。
 アンパル湿地帯(名蔵川河口付近)では、第1回のマングローブ林の定点観測を実施。 また、干潟に飛来したコサギなどの野鳥をフィールドスコープで熱心に観察。 湿地に生息する動植物の姿を通し、自然保護の重要性を深く心に刻んだ。
 23日には西表(いりおもて)島へ。 サキシマスオウノキ群落を訪れた後、浦内川を遡上(そじょう)し、森林を散策。 同島固有の植物の特性を学んだ。


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