![]() |
| このページの写真は、2000年10月29日 別海高校・松浦賢一教諭 撮影 |
TOP ↑*改行位置変更及び振り仮名一部省略
「クウァーカッカッ……」。金色(こんじき)にいろどられた晩秋(ばんしゅう)の北海道研修道場(別海町)には今、毎日のようにつがいのタンチョウが舞い降りている。まるで、研修道場を訪れる友を、優雅なダンスと鳴き声で歓迎しているかのようだ。
22年前、この地を初めて訪れた池田名誉会長は、原生の自然や湿原を視察し語った。「自然には、手をつけないようにしよう。大事にしよう。10年後、20年後に、ここの本当の価値がわかる時がくる」と。
20世紀の始まりとともに、タンチョウは絶滅したと信じられた。アイヌの言葉で「湿原の神」と呼ばれるタンチョウ。一組のつがいが、子育てのために要する湿原の広さは約1〜3km2にもなる。開拓による湿原の減少や乱獲が、絶滅の淵に追いやった。
絶滅したと思われたタンチョウが釧路湿原で発見されたのは1929年。細々と生き延びたタンチョウだが、その後も凶作や寒波で、たびたび絶滅の危機に見舞われた。戸田第2代会長がタンチョウの保護のために、当時としては破格の寄付をしたこともある。
今、研修道場を擁する「別海フィールド」には、タンチョウをはじめ100種類の野鳥が訪れる。手つかずに残されている自然が、多くの野鳥や動物の「生命の楽園」となっている。
美しき自然を守りはぐくむところに、仏法の心がある。そして「自然」を輝かせ、「生命」を慈しむ仏法の心が、人間の豊かな精神の沃野(よくや)を拓(ひら)くのだ。(旬)

創価学会創立70周年を祝うかのように今、タンチョウのつがいが、別海の北海道研修道場に飛来し(6日)、優雅な舞いや仲むつまじい姿で、来館者の歓声を誘っている。
戸田第2代会長が、「自然を守ることが人間を守ることに」と、タンチョウの保護のために多額の寄付をしたのは、絶滅に瀕していた時のことだ。多くの人々の尽力で、今では600羽を超えるまでに。
「湿原の神」と呼ばれるタンチョウをはじめ、いま多くの野生生物が、「別海フィールド」に生息している。自然を守る心−−それこそ、仏法の心でもある。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
