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| 動物の写真は、委嘱研究員・福原幸昭氏 撮影 |

先日、初めて北海道別海町尾岱沼(おだいとう)にある、創価大学の自然植物園と創価学園の野鳥研究所の敷地を訪れた。
林の中には、シラカバ、ハンノキ、ミズナラ、カシワ、ヤチダモ等の木が枝を広げている。いわゆる落葉広葉樹林帯ということで、前記の土塁跡と考え合わせると牧野二次林ということになる。
林から出て、別の方角に足を向けてみるとその地表には雪が冬の日ざしに輝いていた。その雪の上に、野うさぎ(エゾユキウサギ)の足跡が縦横に走っており、キタキツネの足跡と何回も交錯していた。
また、同園内にある広い湿地帯もきっとすばらしい環境であるに違いないと思った。湿地帯の中の水は、野鳥にとって水浴びをする等、大事な"聖域"だからである。今回は雪がかぶっていたため、詳しく見ることができなかったが、野付半島で3、4つがい繁殖している、特別天然記念物のタンチョウが遊びにくる可能性がある。みうら・じろう (日本野鳥の会理事)
1925年生まれ。 京城師範学校卒。 小学校長、小中学校長を歴任。その間に、根室自然教育研究会を創設主宰。 北海道の野付中学校在勤中に「野付半島総合調査」を実施。 現在、「樽前自然教育研究所」を主宰。 北海道自然保護協会副会長。
