INSTITUTE of NATURAL SCIENCE and EDUCATION in SOKA SCHOOL SYSTEM

野鳥・自然環境研究所報告

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第1巻第2号

2001年8月24日 発行


 このたびの野鳥・自然環境報告(第1巻第2号)では、関西創価高等学校の萩原悟嗣研究員(物理科教諭)が、関西高校の生徒とともに山積する課題を一つひとつ解決しながら、四国の香川県庵治で取り組んだ「スペースシャトル・エンデバーに対する太陽光反射実験報告」と、新緑の別海フィールドで行われた平成13年度第1回創価大学・創価学園合同調査の概要を写真報告いたします。



スペースシャトル・エンデバーに対する太陽光反射実験報告

萩原 悟嗣(研究員)


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  1. はじめに
  2.  スペースシャトル・エンデバーに、日本人の毛利さんが搭乗することになった。スペースシャトルではそれまでに何回か、ペースシャトルに搭載したカメラを使って中学高校の生徒たちが、地上の写真を撮影し授業で役だてられるようにというプログラム(Earth KAM)が組まれていた。主に欧米の生徒が利用していたが、日本の中学高校生にもそのチャンスが与えられることとなり一般に公募された。幸いにも関西校が選ばれた。今回そのチャンスを活かして、中学高校生レベルでは、世界初めての太陽光反射実験に取り組んだ。
     結果的には、ペースシャトル・エンデバーに搭載したカメラをコントロールする、コンピュータの計時がずれていたために、実験の成否は確認できず、撮影した写真の解析からカメラをコントロールするコンピュータの時計の“6秒程度の遅れ”を発見し、NASAに指摘するにとどまったが、NASAでは、我々の指摘が話題になったようである。それまでは世界中の生徒の撮影した画面が、すべてずれていたわけである。我々の指摘後の周回からは、時計の遅れが修正された。実験当日は四国の新聞社各社とTV局、大阪の毎日新聞などの取材があり、当日の夕方報道された。



  3. 実験の成否を左右する課題と予備実験
  4. 課題I:鏡の反射光はどれくらいの広がりを持つか。

    課題II:鏡の反射光はどれくらいの減衰をするか。

    課題III:スペースシャトルの位置はどの程度正確に判かるか。

    課題IV:スペースシャトルの時刻はどの程度正確に判かるか。


  5. 実験に関する理論および条件
  6. 条件I:太陽の方位と仰角を知る。

    条件II:スペースシャトル・エンデバーの方位と仰角を知る。

    条件III:リフレクターを向けるべき方位と仰角を知る。

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    写真-a
    photo-b
    写真-b
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    写真-c


    条件IV:I・II・IIIが同時刻である事。


  7. 四国・香川県の庵治で実験を実施するに当たっての技術的な課題
  8. 課題I:方位設定をどのようにするか。

    課題II:描く文字を何にするか。

    課題III:リフレクターを設置する場所をどこにするか。


  9. 実験前夜


  10. 実験本番当日
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    写真-d
    photo-e
    写真-e


  12. 写真の解析

  13. 資料−庵治から見た太陽方位と高度

     太陽   (134.117E 34.383N TZ=9.0)
    日時(地方標準時)赤経・赤緯(J2000)黄経・黄緯方位・高度視直径
    西暦2000/2/188:50:0022h 3.1m-11°57'328°38'+0°0'303°38'+22°25'32.4'
    西暦2000/2/188:51:0022h 3.1m-11°57'328°38'+0°0'303°49'+22°36'32.4'
    西暦2000/2/188:52:0022h 3.1m-11°57'328°38'+0°0'304° 0'+22°46'32.4'
    西暦2000/2/188:53:0022h 3.1m-11°57'328°38'+0°0'304°12'+22°56'32.4'
    西暦2000/2/188:54:0022h 3.1m-11°57'328°38'+0°0'304°23'+23° 6'32.4'
    西暦2000/2/188:55:0022h 3.1m-11°57'328°38'+0°0'304°34'+23°17'32.4'
    西暦2000/2/1810:19:0022h 3.3m-11°56'328°41'+0°0'323°22'+35°49'32.4'
    西暦2000/2/1810:20:0022h 3.3m-11°56'328°41'+0°0'323°38'+35°56'32.4'
    西暦2000/2/1810:21:0022h 3.3m-11°56'328°41'+0°0'323°54'+36° 3'32.4'
    西暦2000/2/1810:22:0022h 3.3m-11°56'328°42'+0°0'324°10'+36°11'32.4'
    西暦2000/2/1810:23:0022h 3.3m-11°56'328°42'+0°0'324°25'+36°18'32.4'


(萩原 悟嗣:関西創価高等学校理科教諭(物理)、大阪府物理教育研究会・大阪府地学教育研究会会員)

以上




PHOTO REPORT

平成13年度 第1回創価大学創価学園合同調査

新緑の別海フィールドで学術調査

2001.6.1〜6.5


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キタキツネの兄弟
キタキツネ キタキツネ

タンチョウのつがい
タンチョウ タンチョウ

シカ

エゾシカの雄と雌

調査

調査風景

ミズバショウ

ミズバショウ

クロユリ

クロユリ

オバナノエンレイソウ

オオバナノエンレイソウ

ツガシワ

ミツガシワ

カタクリ

カタクリ

ヒメイチゲ

ヒメイチゲ

ヒメシャクナゲ

ヒメシャクナゲ

巣箱

シマフクロウの巣箱

シラカバ林

シラカバ林


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