
第4巻第4号 (通巻第16号)
2005年2月26日 発行

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| 野鳥の種類 | 穴の直径 | 底面から穴 までの高さ |
高さ | 幅 | 奥行 |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒ ガ ラ | 2.7 | 15 | 20〜24 | 15 | 15 |
| シジュウカラ | 2.8 | 15 | 20〜24 | 15 | 15 |
| ヤ マ ガ ラ | 2.8 | 15 | 20〜24 | 15 | 15 |
| ス ズ メ | 3.2 | 18 | 24〜28 | 18 | 18 |
| ム ク ド リ | 5.5 | 18 | 24〜28 | 18 | 18 |
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| 単 元 | 時間 | 備 考 |
| 野鳥・自然環境研究所の説明 | 1時間 | 学年での全体指導 |
| ビデオによる野鳥学習 | 1時間 | 学年での全体指導 |
| 児童一人ひとりが野鳥・自然環境研究所のHPをインターネットで見る | 1時間 | |
| 野鳥・自然環境研究所のHPからすきな写真画像をプリントアウト | 1時間 | |
| 図書館、インターネットから野鳥新聞の資料探し | 2時間 | |
| 野鳥新聞作成 | 2時間 | |
| 野鳥の巣箱設計図作り | 1時間 | 各班1個(8×3班) |
| 野鳥の巣箱を作ろう | 4時間 | * |
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フクロウ用からシジュウカラ用の巣箱に変わったあたりから、できあがった巣箱をどこにかけるかが話題となりました。普通でしたら、作った児童たちがいる関西創価小学校の敷地内にかけるのですが、シマフクロウの巣箱かけの学習から始まったこともあり、児童たちからはシマフクロウのいる別海にかけたいという希望が強くありました。そこで、地元の創価学会未来部(小・中学生、高校生がメンバー)と連絡を取り、夏休みに行う予定の同地域未来部サマーセミナーの行事に、巣箱かけを入れていただくことにしました。 児童たちは巣箱をかけてくれる北海道の未来部員たちに、野鳥保護の夢を託す手紙を全員で書き、巣箱に同封しました。そして、巣箱をかけた北海道の子どもたちから返事が届き、そこから新しい交流の芽がふくらむことを期待しています。
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野鳥の繁殖期にあたる2002年5月、未来部サマーセミナー担当者の松浦氏(別海高校教諭)らが現地調査を行った結果、2個の巣箱をゴジュウカラが利用しているのが確認されました(写真5 左と中の写真)。また、落下していた1個の巣箱にも利用の痕跡が見られました(同 右の写真)。この数は少ないようですが、短時間の観察での23巣中2例の観察例であり、巣箱かけは成功したと言っても良いと思います。
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「フクロウの巣箱をつくろう」で始まった巣箱作りでしたので、出入り口の穴を含めやや大きめの巣箱となりました(穴の大きさは問題なので、小さい穴を開けた板を内側から貼り付けて対応しましたが、板が削られ穴が大きくなっていました)。そのため、体の大きなゴジュウカラが利用したものと思われますが、過去の創価学園サマーセミナーでの巣箱かけでも、ゴジュウカラの利用が確認されています。
巣箱かけに参加した未来部員の感想をいくつか紹介します。
私は、このサマーセミナーに参加できたこと良かったと思います。まず、朝にこの別海に来ました。初めは、鳥の巣箱を取りつけました。この巣箱は、関西創価小学校の子たちが作ってくれたものです。すべて木で作られたもので、かわいい模様で作られていたものを私たちが取りつけました。とてもやさしい先生がつけ方を教えてくれました。私もつけてみました。「どんな鳥が来てくれるんだろう」と、わくわくしながらやっていました。お昼を食べた後には、「虫」についての講座、「ゴキブリはきれいずきなんだ」とかおもしろいお話、「虫」のイメージが変わった気がします。講座が終わった後は、別海フィールドのまわりを、巣箱の時の先生と、「虫」のことについてお話をして下さった先生とで見てまわりました。短い時間でしたが、桜の木、クモをさわったり、小さな経験だったけどいろんな花を見れたりと、自然に対する姿勢が変わったと思います。そして、もっともっと、山やいろんな所に行ってみたい。いろんな先生の話をもっと聞きたいと思います。これからも、この好奇心を伸ばしていきたいです。(2001年・中3女子)巣箱(関西創価小の小学生が作ってくれた)を木に取り付けたのが、なかなか楽しかった。ちゃんと鳥が巣を作ってくれるのか?と少し不安ナリ。ドキドキ。創大教授北野先生の「虫はみんなの友だち」のお話はとても興味深い内容だった。あまり虫は好きではないけれど、青虫に卵を生む蜂とか、自然界はすごいことが色々あるんだなと思った。ゴキブリも本物を見たことがないから、見てみたい。来て良かったと思う。
(2001年・高3女子)僕は初めて巣箱かけを体験してみて、巣箱を木に取りつける作業がとても大変でした。脚立の上で木に麻ひもをしっかりとくくりつけるとバランスがとれず、何回か脚立の上から落ちそうになりました。とてもこわかったです。だから、巣箱かけが終わった後はとても安心しました。今回のサマーセミナーで、自然と触れ合うことができて、とても良かったです。
(2003年・中2男子)今年で6回目ということでしたが、ぼくが参加するのは始めてで、「何をするんだろう」と不安や期待にかられながらいきました。友達も連れてこなく、一人でいた僕が最後に振り返ってみて最も印象に残り、楽しかったのが、「鳥の巣箱かけ」でした。この作業に使う巣箱はもう作られていて、ぼくたちの作業はその巣箱の後ろに、しばるためのひもをとおすのと、木にかける仕事でした。ひもをかけるのは簡単でしたが、問題は、その巣箱を木にかける仕事でした。最初は木に登るのも大変でしたが、だんだん慣れてきて、担当の人にも手伝ってもらいながら、なんとか立派な巣箱をかけることができました。今回、僕は自然とふれあう体験ができてとても良かったとおもいます。また、その巣箱に鳥がはいってくれたら、なおさらうれしいので、巣箱に鳥がはいってくれればいいと思います。
(2003年・中2男子)
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東京・関西創価小学校では、毎年秋に送られたドングリのうち、虫に食われたものを取り除き、ポットに植えて大事に育てましたが、発芽率はあまり高くなく、特に関西創価小学校では十分に生育しませんでした。原因ははっきり分かりませんが、大阪の夏の気温と湿度が、冷涼な別海の気候と比べて高すぎるためではないかと考えています。
東京創価小学校で育てたミズナラは何本かが大きく生育したので、何年生の苗木が移植に適しているかの試験も兼ね、育てた苗木を別海フィールド内に仮植えすることになりました。2001年秋に植えた3年生苗(高さ50cm程度)を5本、その後の2年生苗(同30cm程度)12本、1年生苗(同10cm程度)15本、合計32本を、2004年7月の第6回「サマーセミナー in 別海」の際に記念植樹しました。(写真8)
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今後もドングリの発芽率向上やポット苗の上手な育て方を工夫し、北海道と東京・関西の子どもたちのネットワークによるミズナラの森林作りを進めていきたいと思っています。
以上
